CASE1
- 時間への意識が薄く、決められた時間で物事を区切れない。
- 夢中になることがあると時間の経過が分からずに次の予定が遅れてしまう。
- 塾の時間や、帰宅時刻の前には必ず口頭で一緒に時間の確認を行い、これを通所の度に繰り返しました。
- 一緒にスケジュール(宿題→おやつ→好きな遊び等)を考え、先の見通しがつくように視覚的な支援を重視して行い、時間を決めて楽しむように促しました。
- 見通しがつくことで、「自分の好きな事をする時間がある」という認識ができ、不安になることが少なくなってきました。
- 一緒にスケジュールを組むのも本人の楽しみの一つになってきました。
- 時間への意識が高まり、指導員が時計を見て「後、何分?」と尋ねると、自分で決めた時間に切り替えができるようになりました。
目で見て分かるようにスケジュールを組むことで、本人も活動がしやすくなったと思います。
ドリームボックスの外でも場面の切り替えが少しづつ出来る様になってきて、成長を感じます。
CASE2
- 落ち着きがなく、一カ所に座って本を読む、おやつを食べる、宿題を集中して行うなどが難しい。
- 場面の切り替えが難しく、宿題に取り組むまでに長く時間が掛かってしまうことが多い。
- 一緒にその日のスケジュールを考え、先の見通しがつくように視覚的な支援を重視して行いました。
- 学校の宿題がある際は、1対1で指導員がつき、理解ができるまで一緒に取り組み、問題が解けたときには達成感がもてるようにサポートしました。
- 宿題も積極的に取り組むようになり、出された問題はほとんど解けるようになりました。
- 時には自発的に「先生、宿題やろう」と言い、取り組んでくれるようになりました。
ほとんどの問題が自分で解けるようになり、宿題はやらされるものではなく、楽しみの一つになってきています。
行動の切り替えも出来る様になってきて、最近は宿題をやってから遊ぶという習慣が身についてきました。
ドリームボックスのみなさん、いつもありがとうございます。
CASE3
- 発語がほとんどなく、自分の好きなものは指をさして教えてくれる。
- お友達と話す場面がなく、関わりを持つことが難しい。
- お子様が好きなものを指すときに、指導員が口を指して言葉を発音し口を動かして発語を促しました。
- ドリームボックスが居心地の良い場所となるように、遊具遊びや会話を通して指導員との信頼関係を深めました。
- 指導員に慣れてきた時期から他のお子様との遊びの場面を意識的に設け、適度に指導員も関わりを持つようにしました。
- 指さしだけでなく、発語で相手に表現できるようになりました。
- 自分から進んで一緒に玩具で遊ぶなど、お友達を誘えるようになりました。
- お友達と積極的に遊ぶことにより、集団の中で守るべきルールを自然と学べるようになりました。
ドリームボックスからいつも楽しそうに帰ってきます。
家での会話も増えて、お友達の話をしてるのを聞くととても嬉しくなります!
ドリームボックスの利用回数は週2回でしたが、本人が行くのを楽しみにしてる様子だったので週3~4回の利用に増やしました。
CASE4
- 自分の判断でトイレに行くことが難しく、間に合わないこともあった。
- トイレでうまく座位の姿勢を保つことが難しかった。
- 排尿時間を観察・把握し、トイレへの促しを行いました。
- 楽しく関わりながら、指導員につかまるような形で前傾姿勢を促しました。
- 成功した際は喜びを共有し、これを繰り返していきました。
- 自分からトイレに向かうことが増えました。
- 尿意がないときは「行きたくない」という意思表示が見られるようになりました。
- 自分で前傾姿勢を取ることができるようになり、一人でトイレに入っても成功するようになりました。
自宅以外でもトイレの場所が分かっていれば自ら行くようになりました。
トイレ後に笑顔で「自分で出来たよ」と言ってくれるようになり、とても嬉しく思います。
個別目標を設定してドリームボックスのスタッフさんがトイレについていつも気にかけて下さったおかげだと思います。